酒が道ヅレひとり旅

旅先での愉しみは酒と食、温泉があればなお良し。

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目の前は海と二ツ島、波音に癒される「二ツ島観光ホテル」宿泊記

2024年4月に北茨城市の「二ツ島観光ホテル」に宿泊しました。

アクセス

最寄りの駅は、JR常磐線の磯原駅になります。磯原駅からは徒歩40分ほど。

宿の送迎はありますが、残念ながら1名での送迎は受け付けていないそうです。

他の宿泊客とタイミングが合えば一緒に送迎してもらえるかもしれませんが、わざわざ確認するのも面倒でしたので、天候が悪ければ駅前からタクシーで行こうと考えていました。

この日は良いお天気。歩いて向かうことにします。

「二ツ島観光ホテル」には2013年にも宿泊していました。その後、そのお隣にあるホテルには3回ほど宿泊しています。毎回、宿まで歩いて向かっていましたので道は覚えていましたが(ほぼ真っすぐだし)、最後に宿泊してから8年ぶりくらいかしら。

海辺の遊歩道の整備が完了して綺麗になっていました。当時はずっと工事中でしたので。

としまや月浜の湯を過ぎたあたりに、遊歩道へと繋がる階段がありました。

ここを延々真っ直ぐ歩けば宿が見えてきます。海の風を感じながら歩くのは気持ちが良い。

二ツ島がはっきりと見えてきました。この角度からだと、ぞうさんにも見えます。

手前の建物が磯原シーサイドホテル、その奥に二ツ島観光ホテルが建っています。

チェックインしたのは16時頃。(▲この画像は翌朝のです。)

お天気が良かったですし海を眺めながらでしたので、歩いてきても苦痛ではありません。いい散歩コース。

ロビーの真正面には二ツ島が佇んでいます。

受付でチェックインしていると、素敵な文字が目に留まりました。

”ハッピーアワー生ビール390円”ですって!

浴衣は好きな柄を選べます。

コーヒーマシンもあり、朝食後にいただきました。

部屋

今回私が宿泊した部屋は2階でした。建物は4階建て、総部屋数は12室です。

大浴場へは廊下奥の非常口から行かれるようです。

ドアを開けて部屋の中に入ります。

暖簾の奥に洗面台とトイレがありました。

手前には冷蔵庫とポット、お茶セットとおしぼり等が置かれています。

ふすまを開けると真正面には海と二ツ島が!圧巻です。

和室8畳、ベランダ付のお部屋。

予約時に布団は事前に敷いておいてほしいとお願いしていました。

テレビは小さめですが、私的には問題ないです。

延長コードが置いてあるのはうれしいですね。

名前入りのウェルカムメッセージ、達筆です。

お茶請けの豆どらには、大きな常陸大黒豆が入っていてふっくらと。サイズもほどよく甘すぎず美味しかったです。売店にも売っていましたので土産で購入しました。

ベランダには椅子が二つ置いてあります。

海はすぐ目の前、二ツ島もよく見えます。ちなみに、島は1つしかないのに、なぜ二ツ島と呼ばれているのかというと、東日本大震災の影響で2つ目の島は海の中へ隠れてしまったそうです。干潮時、波が落ち着いていれば顔を出すそうで。ちょこっと見えているのがそうなのかな。

部屋に荷物を置いたら早速フロントに行って、生ビールを購入して部屋に戻ります。

夕食後も売店で購入したアイスや、購入していた日本酒をいただきながらベランダで過ごし、翌日もお風呂後は朝ビールをいただきました。

どんだけ酒並べているんだか。

売店で購入した「茨城愛’ス」の塩バニラ味は日本酒にも合って美味しい。

外の風を感じるのに丁度いい季節で、波のBGMを聴きながらの酒もまた格別でした。

とはいえ、夜はアイスを食べながら40分もベランダにいたらさすがに寒くなりましたがね。

翌朝は目覚ましをかけ忘れてしまい、起きたら5時20分。もう少し早起きして水平線から顔を出す前から眺めていたかったのですが。朝焼けが綺麗なんですよね。

でも、太平洋から顔を出す朝日を拝むことができました。

よく眠れて目覚めスッキリ!

風呂

温泉大浴場の利用時間は、15:00~翌1:00と5:00~9:30です。

私が宿泊した2階の客室からは、廊下突き当りの非常扉を開けると外階段に出ます。

階段を降りて1階に位置していました。

二眺の湯の暖簾をくぐると、休憩処の奥に男女別の大浴場があります。

脱衣所には鍵付きのロッカーもありました。

温泉分析書です。

画像:「二ツ島観光ホテル」公式サイトより

内風呂には洗い場は5ケ所あります。景色は部屋からの眺めとさほど変わりはないのですが、飽きないんですよね。海を眺めながらボーっとできます。

画像:「二ツ島観光ホテル」公式サイトより

小さいけれど露天風呂も付いています。2人入ればいっぱいでしょうか。

先約がいると入りにくい雰囲気ですが、滞在中は何度か入りに来ましたが誰とも会わずにゆったりと浸かることができました。

ただ、外の道を人が通る可能性があるのかが不明でした。歩いている人を見たことはありませんでしたが、念のため湯舟に浸かるまでは腰を低くしたりと用心をしつつ。

食事

夕食の時間は18時半からでお願いしました。

半個室で小上りの掘りごたつ式となっていますので足元は楽です。

ここからも、窓の外には海と二ツ島が見えました。ゆったりとした空間。

テーブルの上には準備されていた食事が並んでいます。

この日のメニュー。

茨城といえば、あんこう鍋が有名ですが、提供される時期は11月~3月のため宿泊した時期はシーズンオフ。

この時期はいっぱいで予約が取れなかったのです。

楽皿の盛り付けが綺麗、こういうのって何から手をつけるか迷ってしまいます。

蝶丸十、丸十ってサツマイモのことなんですね。磯つぶ貝旨煮、合鴨ロース、一寸豆塩蒸し、海老芝煮、わかさぎ南蛮漬け、蕗の唐味噌、くき蓮根、真子と榎木の二見寄せ。

お造りは、キンメ、サーモン、マグロ、アジだったかな。こりゃ日本酒だ。

茨城の日本酒も飲まなくては!ですが、地ビールも美味しそう。

常陸野ネストビールは飲んだことはありますが、他はお初です。

やみぞ森林のビールからは、へレスをオーダー。

さかい河岸ブルワリーは翌朝に部屋でいただきました。

お鍋には大きな蛤と水菜とネギが。

ふっくら蛤に、お出汁とからめていただく水菜もシャキシャキと美味しいです。

日本酒は、二ツ島地酒の3種飲み比べセットにしました。

メカジキハーモニカの煮つけは、コラーゲンたっぷりプルプルです。

ホタルイカの酢味噌がけと茨城県産筍の煮物。

先ほどの蛤鍋は雑炊になりました。全てペロリと完食です。

デザートは茨城県産のメロンとイチゴ。

 

朝食も同じ食事処の席でいただきます。

7時半でお願いしていました。

ちょうど日差しがまぶしい時間帯。

小鍋にはカンパチをしゃぶしゃぶしていただきます。

アジの干物も脂がのっていて美味しかったです。

お米の量が多いかなと思っていましたが完食していました。

お米やお味噌に卵も北茨城県産だそうです。

おわりに

宿のすぐ目の前は海と空と二ツ島。

部屋からの景観も太平洋が一望でき、波音を聴きながらの滞在は癒されました。

スタッフの方々の丁寧な対応からも、居心地の良い空間が作られているようです。

あんこう鍋のシーズン中は、一人客にはなかなか予約が取りにくいお宿ですが

シーズンオフの時期でも茨城食材は十分に味わえそうですね。

 

▼「二ツ島観光ホテル」公式サイト

www.futatsushima.com

※ブログ内の情報は宿泊した2024年4月時点のものです。