酒が道ヅレひとり旅

旅先での愉しみは酒と食、温泉があればなお良し。

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五つの源泉の利き湯ができる「奥鬼怒温泉 加仁湯」宿泊記

2022年4月に「奥鬼怒温泉 加仁湯」に宿泊しました。

アクセス

東武線鬼怒川温泉駅から日光市営バスに乗車して、終点の女夫渕まで1時間半ほどです。

途中の青柳車庫前で10分ほどトイレ休憩がありました。

女夫渕で下車後は、そこから送迎バスで宿まで向かいます。

送迎バスの時間は、12時、15時、17時半でした。

女夫渕より先は一般車両は通行できないので、宿の送迎バスを利用するか、徒歩で向かうしかありません。

遊歩道ハイキングコースは1時間半くらいだそうです。

ひとりで山道を歩くのは怖いので12時発のバスで向かいました。宿までは25分くらい。

チェックインは12時半、チェックアウトは10時です。

かなり早くにチェックインできるのは嬉しいですね。

翌朝の女夫渕までの送迎バスは9時か11時20分以降で、10時台はないので早めのチェックアウトとなりました。

チェックイン時に貸切露天風呂の予約と、お昼を注文しました。

お昼ご飯は部屋まで持ってきてくれます。

囲炉裏のある談話室、私は足を踏み入れる勇気はありませんでした…

部屋

館内の案内図です。客室は48部屋あります。

私が宿泊したのは積全館の3階の部屋でした。

予約時には眺望や部屋の指定ができないプランでしたが、一人では十分に広い部屋でした。

写真の撮り方が雑で画像が薄暗いのですが、奥に冷蔵庫、電気ポットもあります。

クローゼットには浴衣やタオル類など。

混浴ではバスタオル巻きで入ることができるのですが、バスタオルが小さいような気が…

部屋からは川と滝が見えました。

水着着用で入れる温水プールがありますが、まだ時期ではないので温泉は入っていません。

そして少し身を乗り出すと露天風呂までも見えてしまうのです。

ユニットバスが付いていましたが、こちらは使用しませんでした。

風呂

加仁湯は五つの源泉を持ち、露天風呂も沢山あります。

一つだけ女性専用の露天風呂がありますが、後は全て混浴。

バスタオルを巻いて入ることはできますが、湯浴み着は着用できません。

女性専用の時間帯は設けられていませんでした。

清掃中以外は24時間入浴することができます。

内湯

洗い場があるのは内湯のみです。

昼食を食べ終えて休憩してから最初に入りに行きました。

脱衣所は広々としています。

ドライヤーは硫黄の為脱衣所では使うことができないと注意書きがありました。

画像:公式サイトより

内湯の温度は丁度良い湯加減でした。

貸切露天風呂

続いて入りに行ったのは貸切露天風呂です。

一組1回無料で50分利用できます。チェックイン時に空いている時間を予約しました。

階段を下りた左手に脱衣所と貸切露天風呂があります。

正面にはカモシカの湯、右手が第二露天風呂です。

こちらが男女別の脱衣所。

奥にある第二露天風呂まで少々距離もあるような。明るい時間帯にあのバスタオル巻きでウロウロするにのは私には無理でした。

貸切風呂は3ケ所あり、予約したのは一番奥にある露天風呂です。

川の流れを近くに感じながら入れそうです。

浴槽は2人も入ればいっぱいでしょうか。

少し熱い湯ですが入れないこともありません。が、あまり長湯はできませんでした。

貸切露天風呂は30分もたたずに切り上げました。

カモシカの湯

貸切露天風呂を出た所にあるカモシカの湯です。

誰もいませんでしたが、この時は写真だけ。

入っている時はいいのですが、出た時にあの小さなバスタオル巻きが体にへばり付いた姿を誰かに見られるのは嫌でしたので。

夜暗くなってから入りにいきました。お湯はかなりぬるかったです。

第二露天風呂

同じ理由で第二露天風呂にも、明るい時間帯には入らずに。

カモシカの湯の後にササっと入りました。結局誰とも遭遇しなかったのですが。

画像:公式サイトより

部屋から見えたのはこの第二露天風呂のようです。

第三露天風呂

一番大きいのが第三露天風呂です。

男女別の入り口です。

脱衣所から浴槽へ向かうと、男性側の入り口との間に壁があるので混浴でも入りやすいかと思います。

身を沈めて静々と移動します。

画像:公式サイトより

第二露天風呂に比べれば入りやすいのですが、誰か入ってくるかもと思うと結局落ち着いて入ることはできませんでした。

第一露天風呂

第一露天風呂は、唯一の女性専用です。

女性専用の露天風呂があるので、混浴の露天風呂には入らなくてもいいかなーと思ってしまいました。誰かと一緒ではなく一人ですしね...

画像:公式サイトより

女性専用の露天風呂も割と広々としています。

第三露天風呂よりも熱めの湯に感じましたが、ゆったりと入っていられます。

バスタオル巻きもしなくていいですし、落ち着いて湯浴みできました。

利き湯ロマンの湯

五つの源泉の違いを入り比べる浴槽となっています。

各源泉分析書は公式サイトに載っています。

画像:公式サイトより

 

男女別の脱衣所出入り口は左右に別れています。その中央には飲泉所もありました。

入る前に飲んでみましたが私は大分苦手な味わいで、硫黄くさいのがちょっとダメでした。

脱衣所から浴槽へ向かうと各利き湯の浴槽が壁に仕切られて並んでいます。

浴槽は小さくて一人用です。入ってしまえば隣に誰が入っていようと気になりませんが、各浴槽を行き来するスペースは混浴となっていますので注意は必要です。

うっかりタオル巻きを外したままウロウロしないように気をつけなくてはなりません。

そしてこれらの湯はかなり熱いのが多いのです。足すら入れられない浴槽もありました。

ホースがあって水で薄めることもできますが、源泉をあまり薄めてしまってもねぇ。

そんな中でもちょうどいい湯加減の浴槽がありました。

女性脱衣所の目の前にある、無色透明のたけの湯です。

これだけは長々と入ることができました。前に入った人が水を足していたのかもしれないのですが、いつ入りにきても丁度いい湯加減なのです。お湯も気持ちいい。

夜も翌朝も入りにきました。幸いここでも誰とも遭遇せず。

結果、露天風呂は、女性専用とたけの湯が気に入って何度も入りにいきました。

食事

チェックインは12時半から可能な為、昼食は別料金ですが注文することができます。

山菜蕎麦を頼むと部屋まで持ってきてくれました。

 

夕食、朝食は同じ食事処でいただきます。

夕食は18時開始です。

秘湯の宿らしい食事内容です。

お品書きがないので詳しい食材や味付けは分からなかったのですが、きのこや山菜がメインの献立。

イワナの塩焼きの姿が若干不気味でした…

鴨の陶板焼きが美味しかったです。

お酒は生ビールと栃木の日本酒をいただきました。

 

朝食の開始時間は7時半からでした。

種類豊富な和定食です。手作り豆腐も美味しかったです。

おわりに

秘湯宿なのでアクセスも不便で時間はかかりますが、早くにチェックインが可能ですし

種類豊富な温泉に24時間入ることができるので存分に温泉だけを堪能できます。

私も何度入ったことか。

源泉の利き湯も面白い試みです。浴槽が小さいので熱すぎてなかなか入れないのが残念ですが。

あと願わくば、湯浴み着が着用できればありがたいかな。

あのバスタオルでは心もとなく感じたのですが、人によっては大丈夫らしいので私の胴が長いのでしょう。。。

 

▼「奥鬼怒温泉 加仁湯」公式サイト

www.naf.co.jp

※ブログ内の情報は宿泊した2022年4月時点のものです。