2020年8月に静岡へ旅した時の記録です。
【2日目】「湯苑」→伊豆稲取駅→伊豆急下田駅(昼飲み)→「サフィール踊り子」乗車→東京駅
東京から伊豆高原へ、出発前に朝飲みも
旅の始まりは東京駅から。
東京駅で下車した際には必ずといっていいほど立ち寄る、はせがわ酒店グランスタ東京店へ。
2020年8月にリニューアルオープンされました。
朝7時から開いています。決して出社前には飲んだりいたしません。
旅に出る時はもう少し早い時間帯の電車に乗ることが多いのですが、この日に乗る電車は9時台。
駅弁を購入した後に、電車で飲む小瓶の日本酒を調達しに立ち寄りました。
そしてまだまだ電車まで時間があるので、旅立ち前にお清めするのです。
それも目的で早起きしました。
いただいたのは而今と勝山、〆には桃のどぶろく。
30分と時間が制限されているので、一人でサクッと飲みたい時にはおススメなお店です。
東京駅9:00発の特急踊り子号へ乗車します。もう定期運行は終了してしまった車両。
引退前に最後に乗っておきたかったのです。
特急なのに窓が開けられるんですよね、周りに人が乗車しなかったら開けてみよう。
購入した駅弁は、大船軒の特製おつまみ弁当。
酒呑みにはピッタリのお弁当です。お米は真ん中に一か所だけ、浅利時雨煮のせ茶飯が入っていました。
はせがわ酒店で購入した、初亀と文佳人の日本酒をいただきながら。
海が見え始めてきたら一人で興奮、もちろん声には出しません。
伊豆多賀駅を過ぎたあたりから、窓を少しだけ開けてみました。風が気持ちいいー。
伊豆高原駅には11:13に到着です。
伊豆高原ビールで昼飲み
伊豆高原駅で下車した目的は、伊豆高原ビールを飲むこと。
朝から飲みっぱなしですが気にしません。私にとっては旅の醍醐味でもあります。
伊豆高原駅からお店までは徒歩7分。
伊豆高原ビールの本店は、電車で行くと最寄り駅は富戸駅のようですが、駅からは車がないと厳しい場所。徒歩30分は歩けない距離ではないですが、真夏の時期に荷物を持っての往復はさすがにキツイ。
調べると他にも店舗があったので、駅から徒歩圏内である伊豆高原ビールうまいもん処店へ行くことにしたのです。
日帰り温泉施設の伊豆高原の湯が隣接されているので、時間帯によっては混雑しそうですが11時半頃は空いていました。
一杯目は大室、苦み抑え目でスッキリ。二杯目は天城、苦みとモルトの香りが。
三杯目は天城越え、天城よりやや濃い色コクがありまろやかさも。
アテは、さざえ壺焼きとカキ焼きを。揚げ物はゴボウのから揚げと小鯵のから揚げ。
海鮮丼がウリのようですが、電車でも飲み食いしていたので、さすがに丼物は入らず。
四杯目は甘夏スパークリング、伊豆高原ビールご当地リキュール第一号だそう。
甘酸っぱくてさわやか。
五杯目は黒スタウト、香ばしく苦みは軽めで飲みやすい。
六杯目はハニービール、季節限定ものでしたのでついつい〆に。甘さ控えめ。
と、気づけばもうすぐ13時。
会計時に土産用のビールを購入して急ぎます。
(まぁ結局、土産にはならず、いつの間にか無くなってしまったのだが…)
ぐわー、やってしまった!
13:15発のキンメ列車に乗りたかったのですが、あと一歩及ばず…
「稲取東海ホテル湯苑」に宿泊
ホームで特急をやり過ごし、伊豆稲取駅に到着したのは14時半頃。
キンメ列車に乗り遅れていなければ、もう少し駅界隈をウロつく予定でした。
チェックインするにはちょうどいい時間帯です。
宿までは徒歩15分ほど、当日連絡でも送迎はしてくれるようでしたが、寄り道したい所があったので歩いて向かうことにしました。
この暑い中、よく歩けたものです。
この頃は早朝ウォーキングをしていたので、割と苦にならなかったのかも。
今じゃ無理。
寄り道は酒屋、吟酒むらためさん。
静岡県の地酒を購入しておきたかったのです。
日本酒とみかんワインを購入し、15時半頃に宿にチェックインしました。
▼宿泊した時のブログ記事はこちら。
伊豆急下田で昼飲み
翌朝チェックアウト後は、宿の送迎バスは利用せず歩いて伊豆稲取駅まで。
汗をかいてしまったので、電車の待ち時間にもいただきます。
生きかえるー。
この後は伊豆急下田駅に向かいました。
伊豆稲取駅発10:49の電車に乗って伊豆急下田駅着が11:08。
駅前にある、網元料理徳造丸へ。
1階は土産物店、2階は食事処となっています。
まだそんなにお腹は空いていなかったけど、身体がビールを欲しておりました。
ビールとキンメのしゃぶしゃぶ。
金目鯛の西京焼き、夕べはあんなに金目鯛を食べたのに。
塩辛とくれば、やっぱりの日本酒を。ごちそうさまでしたー。
帰りの電車時間まであと1時間ほどあります。
土産物店をウロウロと。
金目鯛の缶詰と、お土産に下田ミルクもちを購入。
もちもちっとしていて美味しかったです。
カフェが併設されていましたので、時間までコーヒーでも飲むかと入店。
何故かビールと枝豆になっていました。
メニューにあるとついつい飲みたくなってしまいます。
夏ですなー。
サフィール踊り子に乗車して東京駅まで
この後は東京駅まで帰るだけです。
伊豆急下田駅14:12発のサフィール踊り子に乗車。
サフィール踊り子は全車両グリーン席の観光列車です。
1号車はプレミアムグリーン、2~3号車はグリーン個室。
5~8号車は一番リーズナブルなグリーン車。
私はここの一人用のC席を予約しました。
えきねっとでの予約でも、座席の指定ができます。
一番前の席でしたが、正面から見える景色はこんな感じです。
反対側の二人席ABの方が運転手さんがいない分、見えやすいかもしれません。
それに海側でもあります。
隣に人がいない方がよかったので一人用席を予約しましたが、プレミアムグリーンであれば座席が独立している分、隣が気にならないかもしれませんね。
次に乗る機会があればプレミアムグリーンにも乗ってみたいです。
4号車にはカフェテリアがあり、利用するには事前にメニューの予約が必要となります。
予約状況によっては当日でも可能みたいですが、予約しておくほうが良さそう。
海が見えない席だったので、カフェテリアの予約は海が見える時間帯14:20-14:40で予約していました。
カフェテリアを利用できる時間は20分だけなのです。
予約していたヌードルが到着、窓の外はまだトンネルの中。
海がきたー。海が見たい場合は予約の時間を考えた方がいいですね。
20分間でしたけど満足です。ヌードルも美味しかった!
私が乗車した2020年はメインメニューはヌードルだけだったような気がしますが、今はメニューが沢山あるようです。お値段も…
その後は座席に戻って飲んで過ごします。
日本酒のおともには、カフェテリアで購入した桜えびとしらすのフォカッチャをいただきました。
東京駅には16:49に到着です。
おわりに
宿泊先では、海を眺めては温泉に入り酒を飲んで、また海を眺めてで部屋に籠りっぱなしでした。ひとりでも退屈することなく、朝酒も至福の時。
ビールをよく飲んだ旅でもありました。
とくに観光らしい場所には行かずに移動して飲み食いするだけでしたが、移動できるだけ4年前の夏はまだ元気でした。
今年の夏は暑すぎて無理ー。
※ブログ内の情報は旅をした2020年8月時点のものです。