酒が道ヅレひとり旅

旅先での愉しみは酒と食、温泉があればなお良し。

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渓流沿いの露天風呂に癒される、二岐温泉「大丸あすなろ荘」宿泊記

2021年12月に福島県の二岐温泉「大丸あすなろ荘」に宿泊しました。

大丸あすなろ荘までのアクセス

福島県の南西部、会津地方と中通り地方の境界にある山のお宿です。

新白河駅東口発着の「湯ったりヤーコン号」を利用しました。

ヤーコンは天栄村の特産品でもあるようです。

要予約で往路は13時発、復路は宿を11時発で1日1便のみ。(片道900円)

当日は私含め3名の利用でした。

他のお二方もお一人で旅をされていたようです。

秘湯感漂う門構え。

バスに揺られること90分、意外とあっという間でした。(寝ていたから…)

バスの到着時刻に合わせて、スタッフの方がお出迎えしてくれました。

少し雪が残っています。宿泊日の前週(12月初旬)に雪が降ったとのことでした。

小道を進んでいくと到着、日本秘湯を守る会の提灯がありました。

入り口左手にフロントがあります。

正面には広々としたロビーが。朝食後はこちらでコーヒーを飲みました。

宿泊した部屋

館内マップ。

渓流亭の2階の部屋です。

和室が二間と内湯+露天風呂が付いている部屋です。

部屋から入り口を撮った図。

入り口右手にクローゼットがあり、浴衣やタオル類等が入っていました。
反対側には冷蔵庫があります。有料の飲み物が入っていました。

入り口正面には掘りごたつが置いてある部屋で、奥は8畳の和室部屋です。

8畳の部屋から見た風景です。

ベランダに出たところ、あの正面に部屋の露天風呂があります。

テーブルの上にはお着き菓子が。

電気ポットとお茶セット、お水もありました。

夕食から戻った時には、こちらの部屋に布団が敷かれていました。

新たな浴衣も置いてあります。これって嬉しい。

部屋にいる時は、掘りごたつで過ごすか温泉に入っていることが多く、8畳の部屋で過ごすことは少なかったです。

テレビも掘りごたつのある部屋にありますしね。

さてさて、部屋の温泉です。

掘りごたつのある部屋の襖を開けると、

洗面台、右手にはトイレがあります。

左手にはお風呂への扉が。

温泉分析表。

湯気がもくもくと、もうすぐにでも温泉に入れます。

シャワーが一つと、秘湯シャンプーセット。

奥の扉を開けてみれば、

小さい露天風呂がありました。

温泉成分がびっしりです。

さっそく秘湯ビールと一緒に温泉へ。

ちょっと熱めのお湯なので加水して入りました。露天風呂も温泉が止められればいいのに。

露天風呂から見た風景。

奥には川が流れているようで、音が聞こえてきました。

三か所の温泉

お風呂は男女別の露天風呂付大浴場と男女別渓流露天風呂、男女交代制の自噴泉甌穴岩風呂の3種類があります。

自噴泉甌穴岩風呂は11時~15時の日帰り入浴の時間帯は混浴となっています。

大浴場あすなろ湯

滞在中は夜通し利用が可能です。

脱衣所にも日本秘湯を守る会の提灯がありました。

大浴場の内湯です。湯気で見えにくいので公式サイトより拝借しました。

画像:大丸あすなろ荘公式サイトより

公式サイトは男湯のようです。女湯と岩の位置が反対ですね。

シャワーは4か所ありました。

露天風呂もあります。なんだか浴槽が浅めでした。

夏場なら良いけど、内湯でよく温まってからでないと寒そうです。

外から見えないように柵が張り巡らされていました。

 

続いて、渓流露天風呂と自噴泉岩風呂へ。

露天風呂と自噴泉岩風呂には洗い場はないので、先に大浴場を利用するのが良さそうです。

ここから外に出て階段を下りていきます。

結構、急な階段でした。

お風呂まで距離もあります、雨が降ってなくて良かった。

ここで渓流露天風呂と自噴泉岩風呂にわかれます。

渓流露天風呂

渓流露天風呂は10時~11時は清掃時間、夜は22時まで利用できます。

脱衣所、誰もいないようです。

温泉分析表。

いざ、露天風呂へ。

露天風呂の目の前には渓流が。癒されるわー。

紅葉の時期は綺麗でしょうね。雪見露天もいいなー。新緑の時期も緑が鮮やかでしょうね。しかしアブが出現する時期は注意が必要です。

男性露天風呂からのほうが渓流に近いようです。

温度も丁度いいし、川のせせらぎを聞きながらボーっと湯浴みができました。

露天風呂から眺めた脱衣所。

女露天風呂は、別名、子宝露天風呂と言われています。

pHが子供を授かるのによいと言われている柔らかな温泉、とのことです。

自噴泉甌穴岩風呂

入浴時間の案内です。

露天風呂と同様22時まで。深夜帯は危険防止の為、入浴はご遠慮くださいとありました。

脱衣所スペース、今回も誰もいないようです。

脱いだ服を入れるカゴもありません。

あれっ?日帰りの混浴時間帯って、もしや脱衣所も男女一緒なの!?

服を脱いだら、そろりそろりと階段を下りていきます。

浴槽の底には穴があります。

川床を生かした浴槽だそうで、小石が水流でころころと転がって削り取られた丸い穴。

温泉は亀裂より湧き出ているようです。

お湯が熱い場合は、ホースから水を出して温度調整ができます。

桶や椅子はありますが、お湯は出ないようなので身体を洗うのには適していません。

片隅では観音様が見守っています。

うーむ、なぜかしら…

正直、何だか怖く感じてしまって私は落ち着いて入浴できませんでした。

天井は高いので閉塞感があるというわけでは無いのですが。

こういう時に限って誰も入ってこない。

というか、滞在中は常に独占できておりました。

宿泊客が少ない時期だったのかもしれません。

温泉分析表。

他の温泉の源泉利用状況も貼ってありました。

夕食

朝夕とも同じ食事処でいただきます。

おひとり様率が高めの食事処でした。

この日のお品書きです。

お酒のメニュー。

テーブルにセットされていたお料理です。

春菊の白和え、こはだともずく、胡瓜の酢の物。

食前酒の地酒、見切れた画像しかないけど炊き合わせ。

お造りはサーモンとぶり、刺身蒟蒻。

お重の中身は一の段にはスモークサーモンや栗鴨等の前菜が、二の段には山菜が入っていました。

ちびちびと食べながら飲みたくなりますな。

日本酒は福島の地酒セット。

松茸の土瓶蒸し。

お鍋の中身は、麓山高原豚とたっぷり野菜。

鍋とくればやっぱりビールが飲みたくなります。

ヤマメの塩焼きと、野菜の揚げ物、ヤーコンもいただきました。

蕗味噌が添えられた白米と、お味噌汁と漬物。

デザートは白玉小豆と柿。

朝食

夕食と同じ席でいただきました。

テーブルにセットされていた朝食メニュー。

茶わん蒸しとお味噌汁が加わります。

小鍋の中身は鶏肉、水菜、きのこ汁。朝からボリュームがありました。

何より白米が美味しかったです。天栄村産のお米だそうです。

朝食後にはロビーでコーヒーをいただきました。

チェックアウトまで部屋で温泉三昧です!

おわりに

山の麓にたたずむ秘湯感漂うお宿ですが、綺麗にお掃除はされているので気持ちよく過ごすことができました。

食事も美味しかったですね。

渓流の露天風呂も素敵ですし、何より部屋での温泉三昧!何回入ったことか。

日本秘湯を守る会のサイトから予約をして25,300円でした。

ちなみに東京からの往復は、青春18きっぷを利用です。

▼日本秘湯を守る会

www.hitou.or.jp

▼大丸あすなろ荘の公式サイト

www.motoyudaimaruasunarosou.com

 

▼楽天トラベルでは一人泊プランはないようです。

※ブログ内の情報は宿泊した2021年12月時点のものです。