酒が道ヅレひとり旅

旅先での愉しみは酒と食、温泉があればなお良し。

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館内登山電車で露天風呂へ!高台から眺める市街と海「伊東温泉 陽気館」宿泊記

2024年2月に「伊東温泉 陽気館」に宿泊しました。

アクセス

伊東駅から徒歩13分ほど、宿の送迎サービスはないようです。

今回の旅はゆっくりめの出発。伊東駅には14:30過ぎに到着して海の近くにあるクラフトビール屋に立ち寄ってから宿まで歩いて到着です。

16時半頃にチェックインしました。(▲画像は翌朝)

ロビー奥には庭園があり、露天風呂であふれた温泉は滝へ流れています。

鯉が泳いでいますがそちらは温泉ではないとのこと。

私が予約した部屋は高台の離れにあり、高台へは館内登山電車で移動します。

登山電車の定員は6名、運転時間は6:00~22:30です。それ以外の時間帯は階段を利用しなければなりません。

傾斜45度、距離30メートルをゴトゴトと音をたてて動きます。

ちょっとしたアトラクション、子供でなくてもワクワク。

登山電車からの景色です。(▲翌朝の画像)

高台に到着です。露天風呂もこの高台にあります。

部屋

総部屋数は19室、それぞれが間取りの違う部屋とのこと。

一番奥の部屋305でした。部屋までもちょっとした階段を上ったり下りたり。

踏み込み部分の右手には冷蔵庫が置かれていました。

冷蔵庫の中は有料の飲み物が入っています。

冷蔵庫奥の扉はトイレ、右手の扉を開けると洗面台とお風呂です。

洗面台の横には部屋風呂の案内がありました。

露天風呂と同じ源泉から引き湯した100%源泉かけ流しの温泉だそう。

浴槽は小さいですが、源泉かけ流しの温泉はうれしい。滞在中は何度も入りました。足が延ばせたらサイコーなのですが。

シャワーやシャンプーの類も付いています。

案内に書いてあった通り、温泉の蛇口を捻ると最初は冷たい温泉がでてきますが浴槽一杯になる頃には程よい湯加減になっていました。

ちなみに温泉は右側の蛇口から、水は左側の岩から出てきます。岩から出てくる方が温泉っぽい雰囲気だわ。

客室には布団はすでに敷かれていました。

お着き菓子の水まんじゅうとお茶をいただきながら小休憩。

広縁からの景色は伊東市街と遠くに海が見えます。

広縁の個所にハンガーがあり、浴衣やタオル類が置かれていました。

翌朝は快晴、遠くに見えるのは初島でしょうか。

温泉に入った後の朝ビーは最高ですね。

(グラスは前日に訪れたブルワリーで購入したもの)

風呂

大浴場は2ケ所の内風呂、露天風呂は大浴場とは異なる階に1ケ所あり、男女入替制です。

泉質の異なる2種類の源泉を所有していて、大浴場内風呂と露天風呂とでは泉質が異なるそうです。

大浴場

男女別の内風呂は1階にあり、夜20時半に入れ替わります。

夕食後に入りに行きました。こちらの方が浴槽が大きめです。

シャワー付きの洗い場は5ケ所だったでしょうか。

もう1ケ所の内風呂へは、入れ替わった直後に入りに行きました。

こちらの方が小さめです。洗い場は4ケ所だったかと。

どちらの内風呂も誰とも会わずに貸切で堪能できました。

温泉分析表です。

冬季は源泉温度の高い露天風呂の源泉を混入して温度を調整しているそうです。

露天風呂

この宿名物の露天風呂は離れにあり、本館1階からは館内登山電車で向かいます。

私が宿泊した部屋は離れでしたので、部屋から露天風呂への移動は近かったです。

男女の入れ替わり時間が割と細かく設定されているので、間違えないようにしましょう。

脱衣所です。
女性の入浴時間になった17時に入りに行きましたが、誰もいませんでした。

市街が一望できます。

温泉に入ってみると意外と深く、腰を落とすと顔が埋もれてしまいそう。

なので中腰で入ったり、座れそうな個所を見つけてボーっとしたり、石の隙間から景色を眺めたりと湯浴みを愉しみました。

温泉がドバドバと出ています。

シャワーが1ケ所ありましたが、石鹸シャンプーは使用できませんので身体を洗う際は1階の内風呂で済ませます。

温泉分析表です。

露天風呂へは女性の時間帯になるたびに入りに行きましたが、結局誰とも遭遇せずにひとりで堪能できました。ただ、夜中は少し怖いかもしれません、若干心細くなって早めに上がりました。

ちなみに、露天風呂は日帰りでも利用できるようです。

しかも貸切で!1名での利用も可能とのことです。

食事

朝夕とも部屋食のプランでした。

夕食

18:30から食事開始です。少し前にスタッフの方が配膳に入ります。

食事はデザート以外は一度に配膳されました。

この日のお品書きです。

ドリンクが付いているプランでしたので、瓶ビールを頼みました。

日本酒は静岡の地酒、高砂を追加でオーダー。

日本酒は他にもありました。その他焼酎やワインもあります。

先付けは、タケノコ木の芽和え、ほたるいか、小鯛押し寿司。隣のお皿はビーフシチュー。

小鍋は寄せ鍋味噌仕立て、野菜以外にはエビやアサリ、タラに舞茸と具沢山。

〆にラーメンまで付いています。

刺身は、アジ、マグロ、真鯛、イサキ。

金目鯛の煮付けと白身魚のフリッター。

地アジ胡麻まご茶のセットです。

お茶碗にご飯をよそって、アジや薬味をトッピングしお茶をかけていただきます。

ラーメン有、白米有と炭水化物も盛りだくさん。

美味しいのですが、とても全ては食べきれませんでした。

蛤しんじょの椀物と香の物。温かいものも一度に配膳されてしまうので、若干慌ただしく食べることになってしまいました。

夕食の回収は1時間後くらいだったでしょうか。

最後にデザートが届きました。

朝食

朝食開始は7:30でした。

その前に7:00頃に布団を上げにスタッフの方がきました。一応事前に連絡はありましたが、ちょっと早い時間でびっくり。朝は布団敷きっぱなしでもいいので確認すれば良かったですね。

でも配膳の対応をしてくれた女性スタッフの方がとても感じのいい方で和みました。

温泉卵、アジの開き、しらすやひじきの煮物、カボチャのそぼろ餡掛けなど。

個人的には地アジのまご茶漬けは朝食で食べたかったかしら…

おわりに

なにより温泉にゆっくりと浸かることができ癒されました。客室からの眺望も良かったですし静かに過ごすことができました。

お料理は一度の配膳でしたので、温かいものが冷めてしまうのが残念でした。でも何度も出入りされるとゆっくり出来ないこともあるのでしょうね。

そういえば大浴場や露天風呂では誰にも会いませんでしたが、朝夕とも部屋食ということもある為か、館内を歩いていても他の宿泊客には遭遇しませんでした。

 

▼公式サイト

www.yokikan.co.jp

※ブログ内の情報は宿泊した2024年2月時点のものです。