2020年10月に「一茶のこみち美湯の宿」に宿泊しました。
アクセス
長野電鉄湯田中駅から徒歩10分ほど。
無料で送迎もしてくれるようでしたが、10分くらいなので歩いて旅館まで向かいます。
前回、湯田中温泉にひとり旅できたのは2016年でした。
宿泊した宿は忘れましたが、夕食は付けないで夜の湯田中を徘徊しておりました。駅前にある日帰り温泉も良かったですね。
その時に湯めぐり手形を利用して日帰り温泉に入りにきた旅館に今回は宿泊します。
湯田中駅には早く到着しましたが、色々とあってチェックインしたのは16時過ぎになりました。
外壁が工事中ですが、事前に告知はされていましたし、滞在中に音が気になることはありませんでした。
ロビーラウンジにはバーカウンターもあります。
湯田中温泉で宿を探していた時の決め手にもなりました。
風呂上りにバーカウンターへ。
志賀高原ビールのIPA生ビールをいただきます。800円なり。
部屋に戻って夕食前にいただいておりました。
部屋
宿泊した部屋は、トイレ洗面付きの和室8畳です。
窓の襖を開けると工事中の足場が見えていたので閉めていました。
洗面台は、なぜか広縁にあります。
お風呂が付いていましたが大浴場があるので使用せず。
冷蔵庫は持ち込んだものも入れられますが、翌朝時間がくるとロックされてしまうらしいので注意が必要でした。
風呂
こちらの旅館では3つの源泉を有していて、オリジナルの混合温泉を作りだしているそう。お湯は熱交換器を使い適温にして浴槽へ。
加水、加温、循環をしていない100%源泉かけ流しだそうです。
大浴場
大浴場は2種類の内風呂と露天風呂があり、深夜の清掃時間以外はいつでも利用可能で、清掃後に男女入れ替えとなります。
露天風呂はたしかに小さいですね。浴槽に浸かると景観は望めません。
内風呂はジャグジーもあってお湯が気持ち良かったです。ジャクジーはマッサージ効果以外にもお湯をやわらかくする効果があるそう。
蕗ノ湯には、チェックイン後と寝る前に入りに行きましたが混雑するようなことはありませんでした。
菖蒲ノ湯には、夜中の男女入れ替え後か、翌朝の貸切風呂時間前に入ろうと思っていましたが起きることができず、結局入れませんでした。
2016年にも湯田中温泉に宿泊していて、湯めぐり手帳で美湯の宿にもきましたが、その時も蕗ノ湯でしたので、菖蒲ノ湯には入りそびれています。
貸切風呂
屋上には貸切露天風呂があり、翌朝7時で予約をしていました。
利用時間は40分です。
屋上に行った時、ちょうど女性の湯守りの方がお湯かげんをみてくれていました。
屋根がないので雨風が強いと入れなさそうです。
この日は雨は降っていませんでしたが霧がかかっていました。景観が望めませんが、それでも開放感があります。
浴槽から反対外の景色、上を見上げると宿の看板がでかでかと見えました。
あんなに霧がかっていて視界は何も見えませんでしたが、15分ほど経つと徐々に霧が晴れてきました。
おおーっ!裸で覗き込むと見えるかしら。一応浴衣を着て画像を撮りましたが。
湯加減も丁度よくていいお湯、気持ちよく湯浴みができました。
食事
夕食、朝食とも同じ食事処でいただきます。
夕食
食前酒はりんごワインを一口。先付と季節の盛り合わせの前菜。
お造りは信州サーモンと鯉。山掛け蕎麦。
椎茸の網焼き。原木椎茸を自分でもいで、まるごと網焼きします。
この原木はお持ち帰りができるようです。私は持って帰りませんでしたが、というか持って帰れることを知らなかった、かも。ちと記憶があいまいです。
信州プレミアム牛の牛鍋、海老真薯の炊き合わせ、タマネギの丸焼き田楽。
丸ごとタマネギにはお味噌が挟まっていて美味しかったー。
この後は信州牛しぐれ煮ご飯とキノコ椀、デザートで〆です。
食事中のお供は、志賀高原ビールと日本酒。
日本酒は、玉村本店の雪猿純米にごり酒。
どちらも同じ蔵元が醸造しています。翌日は酒蔵へ買い物にも行きました。
食後はラウンジでもビールをいただきました。飲んだのは美山ブロンド。
朝食
朝食は7時半開始と8時開始をチェックイン時に選びます。
7時に貸切風呂を予約していたので、朝食は8時からお願いをしました。
身体に優しいおかずの朝食です。生野菜ではなく蒸し野菜が個人的にはありがたい。
朝食で野菜サラダが出ることが多いのですが、朝からモリモリと食べられないのです。
食後はラウンジに移動してコーヒーをいただきました。
おわりに
源泉かけ流し100%の温泉宿、貸切の露天風呂を満喫できて癒されました。
さすがに大の字で寝ころびはしませんでしたが、温泉に浸かり、かけ流しの音を聴きながら雲の流れを眺めるのも癒されるのです。そこに酒があればサイコーでありましたが。(飲んでいません)
湯守の方が1日中、湯量や温度等の管理をしてくれている旅館なら安心して入れますね。
チェックアウト時間まで滞在できていれば、もう一か所の温泉も入れたのですが、前日の予定を狂わせた為に早めに出発するハメに。酒のために予定を狂わせた自分が悪いのです…
旅館では翌日に荷物を預かっていただけて、大変助かりました。
▼「一茶のこみち美湯の宿」公式サイト
※ブログ内の情報は宿泊した2020年10月時点のものです。