2023年3月に鳥羽市にある「ホテルいじか荘」に宿泊しました。
アクセス
鳥羽駅からホテルの無料送迎バスが15:15発と16:15発の2本あり、事前に予約が必要となります。
私は伊勢神宮のお参り後に鳥羽駅に到着し、15:15発の送迎バスでホテルに向かいました。鳥羽駅からホテルまでは車で約25分くらい。
岬の先端に位置する「いじか荘」、4階建ての建物の3階部分が玄関口となっていました。
ホテル玄関の脇には石鏡灯台が佇んでいます。
22室ある部屋は全室オーシャンビュー、3階にあるフロントロビーやレストランの窓ガラスも大きくとられて明るく解放感があり、絶景を眺めながら寛げます。
ロビーからは展望デッキへ出ることもできます。
部屋
ロビーは3階に位置しており、私が宿泊した部屋は1階にありました。
和室と洋室ではどちらかというと和室の方が好きなのですが、一人泊プランだと予約できるのは洋室だけのようです。
部屋のドアを開けると冷蔵庫と洗面台があります。
冷蔵庫の中には無料のミネラルウォーターがありました。
洗面台横の扉を開けると、トイレとユニットバスがあります。
大浴場があるのでシャワーは使用しませんでした。
2人で宿泊した時などは洗面台が2つあるのは便利ですね。
洋室ツインの部屋は、真っ白な壁で清潔感があります。
掃除も行き届いていました。
窓際からの景色です。窓ガラスも綺麗に磨かれていました。
ホテルからみえる展望マップも置かれています。
窓側にはマッサージチェアが置かれています。全室に置かれているそうです。
部屋にいる間はほぼこちらに座って、お酒を飲みながら海を眺めておりました。
ものすごく癒されます。
窓側からの部屋の中を見た様子です。ベッドもぐっすり眠れました。
テーブルの上には伊勢海老せんべい。
大浴場に行く時は部屋からタオル類は持って行きます。浴衣が苦手な方は作務衣の用意もあるようです。
貸切風呂の予約時間まで、ビールを飲みながら寛いでおりました。
風呂
ホテル敷地内から湧出する源泉、石鏡温泉「岬の湯」は塩化物泉で、湯冷めしにくく殺菌効果もあり肌にやさしい湯だそう。湯上がりはお肌がツルツルしたように感じました。
温泉大浴場と貸切温泉風呂は2階に位置しています。
展望大浴場
大浴場の利用時間は6:00~10:00、15:00~24:00です。
チェックイン直後は混雑していそうな時間帯だったことと、貸切風呂の予約もしていたので大浴場には、夕食後と翌朝に入りに行きました。
夕食を食べ終えて休憩後、20半頃に入りに行きましたが誰もいませんでした。
フロントに部屋の鍵をいちいち預けるのも面倒なので、やはり鍵付きのロッカーがあるのはありがたい。
大浴場の入り口付近にもマッサージチェアが置かれていました。
大浴場は内風呂のみ、露天風呂はありません。
ガラス越しですが眺望は良いです。ただし、夜は真っ暗闇で何も見えません。
定員2名ほどの小さなサウナも付いていました。
貸切風呂
貸切風呂の利用時間は50分間、完全予約制です。そして無料。
私はチェックイン時に17時で予約をいれました。明るい時間帯から予約は埋まっていくようです。
家族で入るのでも十分な広さに脱衣所。
浴槽は3人くらいでいっぱいでしょうか。
私は一人なのでゆったりです。
シャワーは2ケ所ありました。
50分間もあるので、海を眺めながらゆっくり湯浴みができました。
貸切風呂も明るい時間帯に予約ができた方がいいですね。
温泉分析表。
お湯も適温で気持ち良かったです。
夕食
食事場所は3階にあるレストランです。夕食は18時からでお願いしました。
大きなガラス窓の外には海が見渡せます。広々としていて解放感のあるレストラン。
ラッキーなことに窓側の席でした。
この日のお品書き。
豪華に伊勢海老とアワビ付きのプランにしておりました。
前菜は、胡麻豆腐揚げ、唐墨、海老そら豆、鯛押し寿司、ナマコみぞれ和え、烏賊筍木の芽味噌、桜餅です。
アワビも着弾!
この後スタッフの方が火をつけて、食べごろのタイミングでカットしてくれます。
まずは、神都ビールからいただきます。伊勢神宮のお膝元の地ビールだそう。
三重の地酒も色々と揃っています。日本酒メニューには、味わいの特徴も書かれているので選びやすいですね。
お造りは伊勢海老の姿盛りと、鰆、カンパチ、鯛が出てきました。
とくれば、日本酒です。
三重の地酒飲み比べセットにしました。
3種と4種の飲み比べセットがあり、4種の飲み比べセットには而今が入っているとのことでしたので4種のセットに。
而今は甘くて旨くて美味しい。るみ子は刺身にもよく合います。三重錦は少し熟成されているのか色づきが。作は甘いですがキレもあり飲み飽きせず。
焚合わせと、茄子、タラの芽、蓮根五色のあられ揚げです。
酒蒸しアワビがそろそろ食べ頃のようです。
スタッフの方が食べやすいように切り分けてくれました。
鍋物は牛豚しゃぶしゃぶ。伊勢茶の出汁で。
里芋饅頭の蒸し物。
地酒の飲み比べセットがなくなったので、鉾杉をボトルでオーダー。
残りは部屋でいただきました。
三重県産のコシヒカリと香物、八丁味噌の赤出汁。
〆のデザートまでしっかりといただきました。
朝食
朝食も同じ場所でいただきます。海を眺めながらの朝食。
セットされていたお料理です。この後に、温かい茶わん蒸しも。
夕食の伊勢海老の頭がお味噌汁の中に入っていました。良い出汁がでそうです。
ご飯はホテルオリジナルの「磯めし」です。三重県産コシヒカリを秘伝のだしで炊き込み、三重県ブランド伊勢ひじきと季節の海の幸を混ぜ合わせていただきます。
名物の磯めし以外にもおかずが盛りだくさん。
いつもならご飯は茶わんに軽く一膳で済ますのですが、ホテル名物の「磯めし」が美味しくておひつに盛られたもの全て平らげました。
おわりに
地の新鮮な食材を使った夕食はもちろん、ホテルオリジナルの朝食「磯めし」は本当に美味しい!うー、また食べたいです。
オーシャンビューのロケーション含め、ホテルスタッフの方々の接客もいい距離感だったこともあり居心地良く、快適に過ごすことができました。
▼「ホテルいじか荘」公式サイト
※ブログ内の情報は宿泊した2023年3月時点のものです。