2023年4月に「熱海温泉 ホテル貫一」に宿泊しました。
アクセス
熱海駅から徒歩で10分強、ホテルからの送迎はありません。
熱海駅で寿司ランチをとり、来宮神社に寄ってプラプラとしながら向かいました。
熱海は坂道も多いですからね、多少動き疲れてチェックインしました。
ロビーには調度品が飾られているコーナーや、売店があります。
フロント脇にはコーヒーやお茶等、フリードリンクが飲めるコーナーもありました。
部屋
宿泊したのは、7階建て建物の5階の部屋でした。全客室は21部屋です。
部屋のドアを開けると広々とした踏み込み部分。ここにも布団が敷けそうな広さです。
冷蔵庫の中には有料の飲み物が入っています。
熱海ビールもあります。来宮神社でも飲んできましたが、こちらでもいただきます。
正面には洗面台。
お風呂とトイレが付いています。
大浴場があるのでお風呂は使用しませんでした。
本間は和室10畳の広さ、広縁も付いている部屋です。
少し遠いですが、海も見えます。
灰皿が置いてあるので喫煙可の部屋のようですが、ニオイは気になりませんでした。
お着き菓子は温泉饅頭、温泉前に熱海ビールで小休憩です。
部屋の目の前にエレベーターがあり、屋上の貸切風呂の空き具合をドアを開ければ確認できるので便利でした。
風呂
大浴場
男女入替制の大浴場は地下1階にあります。
利用時間は15:00~翌朝9:30で、4:30頃に男女入替となります。
大浴場は内湯のみで露天風呂はありません。露天風呂は貸切風呂で愉しみます。
自家源泉かけ流しの湯で、循環ろ過無し100%天然温泉です。
夕食前に入りに行った時には貸切状態でした。
湯口は熱々、触らないように。
メタケイ酸という天然保湿成分が多く含有されている温泉で美肌の湯とも呼ばれているそう。確かに湯上がりツルツルになります。
脱衣所です。
もう一か所の大浴場には翌朝に入りに行きました。
貸切露天風呂が埋まっていたので大浴場にきたのですが、思った通りこちらも貸切状態のタイミングで入れました。
浴槽はこちらの方が少し大きめのようです。
脱衣所です。いいお湯でした。
温泉分析書です。
貸切風呂
屋上には5か所の貸切露天風呂があります。
利用時間は15:00~翌朝9:00まで。予約は不要で無料、空いていれば何度でも入れます。
空室状況はエレベーター横にある掲示板で確認します。
チェックイン後、一か所空いていたので入りに行きました。
初島
一番最初に入りに行ったのは初島でした。
ヒノキの枠で作られた浴槽です。
目隠しの簾を取って景色を眺めながら入ってみます。
お天気であれば初島が見えるそうです。
貸切風呂の脱衣所画像を撮ったのはここだけでした。
タオル類は部屋から持ってきます。
どの貸切風呂にもシャンプー類の備え付けがあり、シャワーが付いています。
大島
初島を出たところで大島が空いていたので、そのまま入ることに。
大島は陶器の露天風呂が2つ並んでいました。
どちらも温泉かけ流し。
大島、初島の出入り口脇に階段があります。その他3か所の貸切風呂は上に位置していました。
この部分にある3か所が、2023年4月にオープンした貸切露天風呂です。
階段の手前から、相模、伊豆、駿河とネーミングされた貸切風呂。
空いたタイミングでそれぞれ入ってみました。
相模
最初に入ったのは相模だったでしょうか。
大島、初島と比べて浴槽や洗い場が広めに取られています。出入りする時はブランドを下げてからのほうがいいですね。
浴槽に浸った時にブランドを上げて景色を眺めてみました。
左手には建物が密集しています。向こうから見えるかしら…
伊豆
伊豆は真ん中に位置しています。ヒノキの枠で作られた浴槽です。
3か所とも並んでいるので景色はさほど変わりません。
駿河
駿河は一番奥です。
シックな雰囲気の浴槽でした。自分が出る時にはブランドを下げておいた方が親切かもしれません。
入浴中ブランドを上げると正面の景色はこんな感じです。右手すぐにも建物があります。初島がうっすらと見えました。
初めは丸見え感が気になっていましたが段々慣れてくるようで、むしろ解放感のほうが勝ってくるようです。夜は電気を消して入ったりもしました。
出入りする時にブランドを下げていれば大丈夫じゃないでしょうか。
実際、新設された3か所の貸切風呂が人気のようで、埋まっていることが多かったです。
食事
朝夕とも部屋食です。食事開始時間の30分前には部屋にいる必要があります。
夕食
夕食開始時間は18:00か18:30から選びます。
私は18:30でお願いしていました。
スタッフの方が準備をしに。お料理は一気に運ばれるわけではなく、何回かに分けて運んでくれます。
この日のお品書きです。
お酒は静岡茶ビールを頼んでみました。写真との色合いが違うな…
日本酒は静岡の地酒、喜平をいただきます。
ちなみに部屋食でも食事時は飲み物の持ち込みはNGのところが多いのですが、スタッフに確認すると、こちらは持ち込みがOKでした。
ホテルだと高くついてしまうので、もっと買ってくれば良かったかしら。
その他にも日本酒は数種類ありました。ビールや焼酎、ウィスキーやワインもあります。
食前にはさっぱり赤紫蘇ドリンク、先付けは奉書巻きもずく酢です。
前菜は、芽キャベツのアンチョビソース、鴨串、烏賊三升漬け、一口和風グラタン。
烏賊三升漬けはお土産にも購入できるようでした。醤油ベースの味付けで麹と唐辛子を加えて漬け込んだものだそう。酒にもよく合います。
地魚の舟盛りは、炙りカマス、鯛、サクラマス、いなだ。
椀ものは、大あさりのお吸い物。
北海道産の和牛ステーキに、金目鯛煮。金目鯛煮の味付けは酒も進みますがお米もすすみそう。
磯部あん掛けの茶わん蒸しと、ご飯と味噌汁、お漬物。
デザートはプリンと揚げ饅頭、白玉です。
19:45頃にデザートが届きました。食べ終わったら連絡をします。
急かされることもなく、ゆっくりと食事を堪能することできました。
風呂上りの熱海ビールもまた旨い。
朝食
朝食の時間は8:00からです。
干物、温泉卵、なすの煮びたし、明太子のおろし和え、きんぴらごぼう。青菜の小鉢もあり栄養バランスのある朝食です。
朝食の納豆はパックで出されることも多いのですが、こういう出し方はいいですね。
ネギトロ、ネギ、たくあんを納豆と混ぜていただきます。たくあんがアクセントになっていました。
小鍋の中身の手作り豆腐も、優しい味わいで美味しかったです。
おわりに
無料で5つの展望貸切露天風呂に入り放題なのは魅力的です。私も何度入ったことか。
大浴場は展望はありませんが、源泉かけ流しで豊富な温泉を混雑することもなく愉しめます。たくさん温泉に入るので、バスタオルの替えがあればいいなと思いました。
朝夕の食事は部屋食で寛いでいただけます。配膳のタイミングも私的には急かされたり遅かったりすることもなく、また食事内容にも満足しました。
▼「熱海温泉 ホテル貫一」公式サイト
※ブログ内の情報は宿泊した2023年4月時点のものです。