酒が道ヅレひとり旅

旅先での愉しみは酒と食、温泉があればなお良し。

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滞在中は酒より温泉三昧!乳頭温泉郷 「鶴の湯温泉」宿泊記

2021年11月に秋田県にある鶴の湯温泉に宿泊しました。

 

鶴の湯温泉までのアクセス

まず、田沢湖駅に到着したら何時のバスに乗車するのか宿に連絡します。

田沢湖駅前のバスに乗車し(羽後交通 乳頭温泉行)、アルパこまくさバス停で下車。

田沢湖駅前~アルパこまくさまでは35分ほど。

アルパこまくさバス停まで宿の送迎車が迎えにきてくれます。

羽後交通のサイトから時刻表は検索できます。

バスの時刻表はこちら 

アルパこまくさ~鶴の湯までは30分くらいだったでしょうか。

乳頭温泉郷の中でも「鶴の湯温泉」は離れています。

他6軒の旅館は近くまでバスが乗り入れているようでした。

「鶴の湯温泉入り口」という紛らわしい停留所があるのですが、林道への入り口のようで、ここで下車してしまうと山道を歩くことなるそうです。

アルパこまくさバス停の前には、温泉が入れる施設もありました。

  • アルパこまくさ 9:00~17:00
  • 自然ふれあい温泉館 10:00~16:00(受付は15:30まで)

宿の送迎バスがくる時間まで、こちらで温泉を堪能しました。

(※仙北市のサイトに温泉設備不調で当面の間温泉館は休館と記載有2023.11.28)

 

バスに乗り、鶴の湯温泉に到着です。

温泉サイトや旅番組でみかける外観が目の前に!

 

まっすぐ進んでいくと事務所の看板が見えてきました。

チェックインや、日帰り入浴の受付はこちらの建物で行います。

帳場横にはお土産品やら飲み物もあります。

風呂上りに秘湯ビールを何度か購入しに立ち寄りました。

宿泊した部屋とか

私がよく利用する楽天トラベルやじゃらんでは予約はできません。

宿に直接電話をするか、「日本秘湯を守る会」の公式サイトからの予約です。

電話は面倒なので、秘湯サイトから予約をしました。

温泉や食事時間などの案内を受け、部屋へ向かいます。

全体図の画像:鶴の湯公式サイトより

三号館の入り口です。

靴を脱いで上がります。

湯めぐりをしていたので、チェックインしたのは16時を過ぎてしまいました。

日帰り入浴は15時までなので、この時間帯はひっそりとしています。

2階の部屋に案内していただきます。

六畳一間のこじんまりとした部屋で、冷蔵庫もテレビもありませんがWi-Fiは繋がっておりました。

画像:日本秘湯を守る会より

私の写真の撮り方が雑で部屋の全体像がわからないので、秘湯を守る会から拝借しました。

窓の外は本陣の建物が見える位置の部屋。

懐中電灯は夜暗い中に温泉へ行く時に役立ちました。

金庫がないので心配でしたら貴重品は受付に預けます。

私は温泉に入る時だけ、宿泊者専用のロッカーに出し入れしていました。

トイレ洗面台は共用です。

2階にあるトイレは男女別で洗浄機付きでした。

 

二号館と三号館の入り口は別々にあるのですが、中では繋がっております。

二号館の入り口から入ると休憩するスペースがあり、こちらは日帰り客も利用できます。夜は閑散としていました。

自販機はこちらの休憩所にあります。

 

湯めぐり号

入り口には、乳頭温泉郷の温泉を巡る湯めぐり号の発着場所があります。

今回の旅では、午前中に鶴の湯に到着して荷物を預け、湯めぐり号で他の旅館の温泉を愉しんで戻ってきました。

食事

私が予約したプランでは夕食朝食とも食事処です。

目の前にある本陣の建物内での食事なので、靴を履き替えて移動しなくてはなりません。

扉を開けて中に入ると囲炉裏が出現!

指定された席に壁を背にして座ります。

一部屋には計6人くらいだったでしょうか、皆お一人様のご様子です。

隣の部屋でも食事をしていらっしゃる方がいました。

飲み物のメニュー。

夕食前に部屋で秘湯ビールを飲んでいたので、日本酒からにしました。

 

夕食のお品書き。

料理が全て整いました。

 

鶴の湯名物の山の芋鍋はオリジナルの味噌仕立てだそう。

ほっこり体が温まります。

こまち団子は、中にお米が入っていました。

きのこ豊富で美味しいです。

何度か宿泊にきている方はスタッフの方とときおり会話を交わしていましたが、コロナ渦中ということもあり、ほとんど皆さん黙々と食事をします。

距離が近いだけに微妙に気まずい…。

が、私が日本酒を飲んでいたこともあり、お隣のおじさまにやたらと話しかけられまして。これもこれで気まずく…。

こういう状況でなければ、きっと和気あいあいと見知らぬ方同士お話しすることもあるのでしょうね。

 

日本酒の続きは、温泉入った後に一人部屋飲みです。

 

なので、翌朝も会ったら嫌だなぁと思っていたら、件のおじさまだけ別の場所に案内されていました。
スタッフの方が気を使ってくれたのかもしれません。

温泉

鶴の湯には4種類の泉質の異なる源泉があり、それぞれ白湯、黒湯、中の湯、滝の湯と呼ばれています。

浴室へのカメラの持ち込みは禁止ですので、貸切風呂以外の浴室画像は公式サイト等から拝借しました。

混浴露天風呂、中の湯

川の向こうの湯けむり個所に混浴露天風呂があります。右手の建物が中の湯。

 混浴露天風呂 画像:日本秘湯を守る会より

憧れの雪見露天風呂。いつか入ってみたいものです。

源泉が白湯の混浴露天風呂には結局入りそびれました。
チェックイン時間前の到着時に露天風呂方向へ行くと通路から見えることが判明。日帰り入浴中のかたが多かったです。

 

チェックイン後の夕食前に行ってみました。

中の湯へ行く途中の通路から見えるので入浴状況もわかります。

男性はそこそこ多かったけど女性も湯浴み中だったのでいけそうかなー。

中の湯 画像:鶴の湯公式サイトより

混浴露天風呂前に中の湯の内湯に入りました。

浴槽は小さ目、3人くらいでいっぱいでしょうか。

外へ続く扉を出ると小さい露天風呂があります。この露天風呂の源泉も中の湯。

ちょうど一人で独占できていたので、こちらでゆっくり湯浴みしていました。

源泉が滝の湯の打たせ湯もあります。

滝の湯 画像:鶴の湯公式サイトより

中の湯の露天風呂を上がると混浴風呂に繋がる通路があるようです。

ただ、湯浴み着やタオル巻きがダメなので、混浴風呂への入り口の様子が分からず私には勇気がいりました…。

ならば暗闇時にと、夕食後しばらくして行ってみると今度は男性お一人。

これはこれでまた勇気が出ず。

結局、女性用の大きな露天風呂に行くことにしました。

白湯、黒湯、女性専用露天風呂

橋を渡った左手に白湯と黒湯の建物があります。

その奥に女性専用の露天風呂がありました。(画像無し)

そういえば男性専用の露天風呂は無いのですね。

女性専用の大きな露天風呂も解放感抜群で気持ち良いのです。こちらなら気兼ねなく入れますし、滞在中はわりと空いていて何度も入りに行きました。

ただ、夜中はちょっと怖かったかも。

 

白湯 画像:鶴の湯公式サイトより

黒湯 画像:鶴の湯公式サイトより

黒湯、白湯も雰囲気もよく滞在中に何度も。

白湯の画像は人が入っているので大体の浴槽の大きさがわかりますね。(私が撮ったのではありませんよ。)

黒湯の浴槽はもう少し小さかったような気がします。

館内にも宿泊者専用の白湯と黒湯がありました。

宿泊者専用のお風呂

1号館には宿泊者専用のお風呂と貸切風呂がありました。

1号館の入り口を入ると、宿泊者専用の貴重品を入れるロッカーがあります。

温泉に行くときにはこのロッカーを使用していました。

 

館内の宿泊者専用のお風呂は白湯です。(画像無し)

シャワーもあり、秘湯シャンプーセットも置いてありました。

 

貸切風呂は2個所あります。

なかなか入れないかなーと思いきや、意外とタイミングよく入ることができました。

貸切風呂の源泉はどちらも黒湯。

シャワーは一つ、こちらにも秘湯シャンプーセットがあります。

2人も入ればいっぱいでしょうか。貸し切りなのでゆったり湯浴みができました。

宿泊している部屋からは距離があるので、貸し切り風呂が開いていないときは

外の湯に入りにいったり、また戻ってきたら貸し切りが開いていたので入ったりと滞在中は正に温泉三昧です。部屋にテレビもないしね。

おわりに

こうやってブログを書いていると記憶が蘇ってきて、すぐにでも行きたくなりました。

また、ブログを書く時点に色々検索してみると、宿に許可を得て混浴風呂の様子を画像や動画入りで記事にしているものがあり、前知識があれば混浴露天風呂にも入れたかもなーと後悔です。次こそは!

予約がなかなか取りにくいお宿ですが、せっかく行くなら滞在するのがおススメです。

 

▼鶴の湯温泉の公式サイト

www.tsurunoyu.com

▼日本秘湯を守る会の公式サイト

www.hitou.or.jp

▼乳頭温泉組合のサイト

www.nyuto-onsenkyo.com

※ブログ内の情報は宿泊した2021年11月時点のものです。