酒が道ヅレひとり旅

旅先での愉しみは酒と食、温泉があればなお良し。

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湯河原のお湯と食事を満喫できる 源泉かけ流しの宿「オーベルジュ湯楽」宿泊記

昨年のことになりますが、今頃の時期に湯河原にある「オーベルジュ湯楽」へ宿泊しました。

このお宿を知ったきっかけは、いつも温泉旅館を探す時に参考にしている人気のブログですが、いつか泊まってみたいなーと思っていたところ、タイミングよく空きがありましたので行ってきました。

<旅した年月:2022年10月>

最寄り駅からのアクセス

最寄りの駅は湯河原駅です。

徒歩だとまぁまぁの距離ですね。歩けないこともないです。

翌日のチェックアウト後は、色々と寄り道をしながら徒歩で駅まで戻りました。

湯河原駅からバスが出ています。

2番乗り場から出ている奥湯河原行きに乗車、「公園入口」で下車します。

バスの本数も1時間に4、5本とそこそこあるようでした。

私は1本手前のバス停で降り、ビールスタンドに寄り道してから歩いて向かいました。

公園入口のバス停からですと5分強くらいでしょうか。

ただし、旅館に着く直前は急な坂道になります。

到着しました!

ロビーにて

私が到着したのは15時半を過ぎていました。

チェックインは15時から可能です。

到着した時点では他の宿泊客は見かけませんでした。

ロビーでチェックインの手続きをします。

この時に夕食と朝食の時間、貸切風呂を利用する時間を決めます。

貸切風呂は2個所あるのですが、滞在中に利用できるのは1個所のみです。

造りが違うお風呂なのでどちらを利用するのか結構悩みました。

悩んだ末、露天風呂に。

当日の時間帯は結構埋まっていました。

露天風呂なら明るい時間帯に入りたかったので翌朝に予約。

こうやってメモをいただけるのはありがたい。

チェックアウトの時間は11時までと、ゆっくり滞在できます。

部屋に置いてあった案内に、10時45分~11時の時間帯は混雑するので、翌朝9時より事前に精算の受付ができるとありました。

ちなみ翌朝9時に行くとすでに二組のお客様が精算まち。

私も気が早いものでして。

他の旅館では可能であれば夕食後に精算を済ませることもありました。

湯楽文庫

館内には無料で利用できるライブラリーがありました。

利用できる時間は、15時~23時半、朝7時~11時です。

コーヒーや紅茶等も自由にいただけます。

夕食までの時間帯は、常に誰かしらいらっしゃってくつろいでいましたね。

パソコンも利用できます。

湯河原にゆかりのある文豪や最新の話題作、絵本もありました。

ライブラリーから書籍の持ち出しは厳禁です。

宿泊したお部屋

今回私が予約したのは、自分へのご褒美一人旅プラン。

広縁付和室8畳ツインベットの檜内風呂付(しかも温泉)で、専用のトイレ付のお部屋です。

部屋で温泉に入れて2万円台で宿泊できました。

この階段を上がった正面のお部屋です。

扉を開けると右手に専用のトイレ、左手に部屋への扉があります。

 

ちなみにこの扉、うっすら透けて見えます。

いくら専用のトイレとはいえ油断は禁物。

部屋の中で過ごすような恰好ではウロつけません。(どんな?)

普通に浴衣を着ていれば問題ありませんが。

トイレの中は広々としていました。

 

部屋の扉から見ると専用のトイレの位置はこんな感じです。

 

部屋の奥に広縁。

 

姿見と冷蔵庫が並んでいました。

冷蔵庫のペットボトルの水は有料ですが、無料のお水も入っています。

 

ツインベット、エアコンや空気洗浄機も完備。

 

温泉に行くときのカゴもありました。

お着き菓子はきび餅。

出入り口の右手がお風呂場です。

早く入りたくってしょうがありません。

洗面台がありました。

 

ポーラのアメニティが揃っています。

温泉分析書。

アルカリ性単純温泉で、ph8.7、源泉温度は69.4度。

いざ、入浴です。

すでにお湯が張ってありました。

お湯の温度が高いので、すぐには入れません。

なるべく加水はしたくないので、温度が下がるまで待ちました。

ぬるくなったら少しずつお湯を抜いて熱い湯を足したりして入浴していました。

 

春には桜が見えるそうです。

桜目当てに宿泊するお客様もいらっしゃるそう。

いいお湯で、滞在中ずーっと出たり入ったりしておりました。

極楽です。

館内のお風呂

2種類のお風呂は男女入替性でした。

私が滞在したときは以下の時間帯。

石造りの大浴場:15時~18時半、20時~23時半(女湯)

        6時~10時(男湯)

古代檜風呂:15時~18時半、20時~23時半(男湯)

      6時~10時(女湯)

石造りの大浴場

レストラン入り口の左に大浴場へ行く階段がありました。

 

貸切の石風呂も同じフロアのようです。

 

アメニティも揃っていて、タオルも置いてありました。

ちょうどお一人出たところで、貸し切りで入れました。

画像:楽天トラベルより

大浴場は湯けむり状態でしたので画像は拝借。

露天はなく内風呂のみで、大きな浴槽が一つ。

上から落ちてくる源泉は熱くなっているのでさわらないようにと、注意書きがありました。

浴槽の温度は少し熱めですが、気持ちいいお湯です。

古代檜風呂

檜風呂の手前には、貸切露天風呂への入り口もあります。

朝の6時に入りに行きました。

どうやら一番乗りらしい。

 

今度は湯けむり状態ではありませんでした。

石造りの大浴場と比べるとこじんまりとした浴槽です。

細い通路があり、さらに奥へ進んでみると、

こちらにも小さ目の浴槽があります。

人が入っているとちょっと遠慮してしまいそう。

貸し切り状態で入れてタイミングが良かったです。

浴室すべての木材は、古代檜と呼ばれる木材が使われているそうです。

今回は温泉付きの部屋でしたので、大浴場には1回ずつ入りにきただけでした。

貸切風呂(露天風呂)

2個所ある貸切風呂は、滞在中に1個所入れます。

私は翌朝9時の露天風呂を予約しました。

入る時には立て看板を置いておきます。

 

スリッパを履き替えて、少し小道を歩いた先にありました。

 

鍵をかけて中へ。

 

わー、広々とした露天風呂です。

 

出入り口の反対側にも何やらありました。

 

覗いてみると、こちらにシャワーがありました。

 

早速温泉に入ります。

一人にはもったいないくらいの広さ。

 

両脇に水風呂もありました。

水風呂と交互に入ります。

 

上から源泉が流れ落ちています。

気持ちよーく湯浴みができました!

貸切風呂(石風呂)

もう一つの貸切風呂です。

入っていないので画像は公式サイトから拝借しました。

画像:オーベルジュ湯楽の公式サイトより

こちらも良さそうですね。
私は夏場だったらこちらのお風呂を選んでいたと思います。

食事

夕食時間の18時になりましたので併設されているレストラン「ピノクラーレ」へ行きます。

レストランまでのアプローチに期待も高まります。

 

大きな窓からは湯河原の自然が望めるレストランです。(朝食時)

 

夜は真っ暗闇ですが。(夕食時)

夕食

お品書きです。

料理長おすすめイタリアンと和を融合した「湯楽特選コース」にしました。

 

他のテーブルを見渡すと一人客が6組、二人客が2組と。

おひとり様率が高めの日だったようでした。

ドリンクメニューが沢山あって目移りしてしまいます。

ビールに、食前酒や食後酒のカクテル、イタリア産スパークリングワイン。

白ワインメニュー。

 

赤ワインメニュー。

ワインはグラスワインも結構ありました。

お値段は¥800~2000くらいの間です。

日本酒、焼酎まであります。

ノンアルコールやソフトドリンクも豊富でした。

 

私はやっぱりのビールからいただきます。

風呂上り直後だったので何だか無性にゴクゴクしたかったのです。

 

前菜は、柿 豚ひれ 大根アーモンドと、槍いか 茄子 バジル。

う、普段食べ慣れない繊細なお料理でございます。

スパークリングワインにしておけば良かったかなー。

 

相模湾の天然地魚の盛合わせ。

ホウボウ、イサキ、太刀魚だそうです。

見た目も美しく、美味しいです。自家製の甘め土佐醤油でいただきます。

 

日本酒が飲みたくなりましたので、神奈川県の地酒、箱根山を投入です。

 

和牛 じゃが芋 サフラン、本日の鮮魚と根菜。

お魚はこちらも太刀魚だったかな。人参ソースが美味しいです。

 

黒毛和牛リブロース 茸赤ワインソース。

日本酒がなくなったので、トスカーナの赤ワインにしました。

 

〆は鯖の炊き込みご飯と赤出汁味噌汁です。

ご飯はお代わりもできるそうですが、もうお腹が苦しくって。

これでもご飯は少な目にしてもらいました。

香の物と一緒にあるのが、モッツァレラチーズのたまり漬けですがこちらも美味しかったです。

デザートとコーヒーを飲み終えた頃には、夕食開始時間から2時間も経過していました!

旅館での一人夕食で、2時間もかけて食事をしたのは初めてだったかもしれません。

でも、かといって配膳が遅いわけではなくスタッフの方もキビキビと働いていらっしゃいました。

ゆったりとした時間を過ごせてお腹も心も満たされましたー!

朝食

朝食時間は8時にしました。

8時か8時半で選べますが、遅いほうが混雑するようでしたので。

それと貸切風呂を9時に予約したので。

朝食までもお品書きがあるのはうれしいです。


夕食時と同じテーブル席に着席です。

野菜サラダとフルーツジュース。

魚沼産コシヒカリと味噌汁、アジの干物。

サラダも新鮮で美味しく、身体がシャキッと目覚めるようです。

 

地鶏の塩麹焼きと卵焼き、京がんもと豆鯵南蛮に季節野菜。

 

ご飯のおともが六種類も。

釜揚げしらす、梅干し、蕪葉の漬物、塩辛黒造り、めかぶ、ひじき煮。

うっ、日本酒でチビチビいきたい。

 

温泉卵の特製和牛ミートソース。

パンにもご飯にも合いそうです。

 

デザートとコーヒーをいただき終了です。満足!

宿泊した感想

食事をメインにした宿泊施設「オーベルジュ」には初めて宿泊しました。

お料理はもちろんのこと、源泉かけ流しの温泉も最高です。

首都圏からはアクセスしやすい場所にあるし、また伺いたい。

その時も温泉付きの部屋に宿泊して、一人まったりと過ごしたいー。

ずっと一人泊も受け入れ続けて欲しいです。

オーベルジュ湯楽の公式サイト

www.yurac.jp