酒が道ヅレひとり旅

旅先での愉しみは酒と食、温泉があればなお良し。

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滑らかなお湯でお肌つるつる!秩父七湯 御代の湯「新木鉱泉旅館」宿泊記

新木鉱泉旅館には、秩父にある酒蔵と三峯神社へ行く際に宿泊しました。

食事の美味しさもさることながら、温泉がとろとろで肌が喜びました。

また入りたくなってきた!

秩父七湯」とは、秩父地方特定7つの温泉を指した呼称で江戸時代に選定されたもの。現存するのは3湯で新木鉱泉はその一つだそうです。

<旅した年月:2023年5月>

 

新木鉱泉旅館までのアクセス

電車を利用する場合は、西武秩父駅もしくは秩父駅から車で10分程の距離。

路線バスもあるようですが、無料で送迎をしていただけるので当日連絡しました。

公式サイトに記載されていますが送迎を希望する場合は

西武秩父駅に15時、16時、17時で、その後に秩父駅も回ってくれるそうです。

 

翌朝は9時50分に送迎バスを出してくれるのでお願いしました。

 

趣があり落ち着く内装

新木鉱泉旅館の創業は江戸時代(1827年)だそうですが、外観はそこまで古さを感じさせません。

手入れが行き届いているようです。

 

日帰り入浴もやっています。

21時までの入浴で受付は20時まで。結構長い時間やっているのですね。

 

趣のある雰囲気で落ち着きます。

建物の内装は今もそのまま残されているそうです。

 

館内にある調度品も歴史を感じる。

そしてセンスが良い、素敵です!

 

灯りの使い方も良い感じだなー。

 

2階に上がると神棚がありました。

 

この家具も当時のものかしら!?味があるなぁ。

 

共用の洗面とトイレは2階の突き当りに。

その途中に宿泊する部屋があります。

 

部屋へ行く手前に階段がありまして、上がってみると…

 

屋根裏部屋がありました。

梁がむき出しです。跨いで歩くので転ばないように気をつけねば。

 

漫画本がたくさんありました。

ちょっとした秘密基地のようで、わくわくします。

こちらもお掃除が行き届いているようで綺麗でした。

 

他のお客さんが上がってきたので戻ります。

下りるときちょっと怖いのよね。

 

宿泊したお部屋

私が宿泊したのは、バストイレ洗面無し和室8畳一間のお部屋。

部屋から洗面トイレは近いので不便は無かったです。

他のお客さんとも会いませんでした。

というより、人が通る音がするとズラすようにしていました。

床の軋む音が聞こえるので、気になる人もいるかもしれません。

なので夜中に出る時は、抜き足差し足で移動しておりました。

お布団は既に敷いてありました。

宿帳は部屋で記入して後で渡すタイプです。

テレビは壁掛けタイプ、家具が少ない分すっきりしています。

Wi-Fiは完備されていました。

 

部屋の天井も他の館内同様、梁がむき出しになっていました。

こちらも当時から残る歴史あるお部屋だそうです。

天井が高いので一間の空間が広く感じられます。

 

小さめの冷蔵庫に、お水とポット。

電話は昔なつかしのダイヤル式です。

 

テーブルの上にはお茶とお菓子。

 

入り口側にクローゼットがあり、館内着の作務衣とかごがありました。

エアコンは設置されています。

 

外側の襖を開けると景色は屋根でしたので、襖は閉めたままに。

 

そして夕食から部屋に戻ると何か違和感が。

廊下側の襖の上からロールカーテンがおりていました。

私自分でおろして出たっけ?酔ってて覚えてない?

 

テーブルの上には明日のお天気情報と、朝食時間のメモが置いてありました。

チェックイン時に布団が敷いてあったので油断しておりましたよ。

お部屋ぐちゃぐちゃの状態、見られてしまったー!

 

サウナもあるお風呂は冷鉱泉

宿泊客の大浴場利用時間は15時から翌日9時50分まで。

サウナは23時で終了です。

夕食前に一回目のお風呂へ入りに行きました。

お風呂の場所は1階の別棟にあります。

宿泊した部屋から見えた屋根はこの通路だったのかも。

 

湯ののれんをくぐり中に入ると自販機がありました。

自販機はここにしかないようです。

 

右手に日帰り利用時のロッカーと休憩場所がありました。

 

まだ日帰り利用ができる時間帯だったので、人が多かったら引き上げる予定でしたが

16時半頃は4人ほどでした。

 

夕食後は22時過ぎに入りにきましたが、数人と入れ違い。

最後は貸切状態でした。

遅い時間に部屋や共用の洗面所でドライヤーを使うのは気が引けたので

こちらで済ませました。

 

画像:新木鉱泉旅館の公式サイトより

大浴場の泉質は単純硫黄冷鉱泉、源泉温度は約15℃で加温されています。

トゥルントゥルンしていてしっとりすべすべ、気持ち良いー!

大小二つの露天風呂もありました。

大といっても3人入ればいっぱいになる大きさです。

 

夕食後は入りませんでしたが小さいサウナがあります。

2人入ればいっぱいかな。

私は一度しか使用しませんでしたが、このサウナと

目の前にある源泉水風呂に交互に入っている方もいました。

この源泉水風呂がまた気持ち良いんですよ!

 

私はサウナでなく、大浴場と交互に入っておりました。

 

翌朝もタイミングよく誰とも会わずに堪能できました。

人に会わないかわりに館内に戻る途中の道でムカデと遭遇!ひぇー

 

露天風呂付の客室もあるせいでしょうか。

日帰り時間を過ぎればそこまで混雑はしないのかもしれません。

 

自然の恵み豊富なお食事

夕食

夕食の場所は、1階にある小さめのお部屋に案内されました。

最初にセットされていた食事。
ビール(中瓶)が付いているプランです。

 

隣にはつい立があり、お隣にも女性が一人いらっしゃいました。

完全な個室ではないけれど特に気にはなりません。→私は、ですが…

ひとりでブツブツ喋ってなかったよなぁ…

 

野菜の炊き合わせと胡麻豆腐。

車麩には煮物の出汁がよくしみこんでいます。

人参は花模様、胡麻豆腐の上のゆり根も花びら模様。

味だけでなく、見た目の仕事も丁寧です。

 

つぶ貝の旨煮、そら豆、海老チリ風、生ハム水菜巻き、赤茄子。

お刺身は、鮪、烏賊、甘海老。

 

ここいらで日本酒を投入しました。

刺身とくれば日本酒を飲みたいところ!
秩父の地酒、武甲正宗。

 

小玉葱のクリーム煮。

岩魚の塩焼きと、ワイン辣韭。

 

焼きアスパラと味噌ポテト。

 

海老と野菜の天ぷら。

 

上州牛の陶板焼き。

ここでまたビールに戻り、日本酒と交互にいただきます。

 

〆のお米はお腹がいっぱいなので遠慮して、お椀と香の物を。

 

デザートのフルーツはいただきました。

はぁ~、どのお料理も美味しくて満足、お腹がいっぱい!

 

朝食

朝食は1階の大広間で8時から9時の間にいただきます。

席は決まっております。自席から見た雰囲気。

お隣の席とは距離間もあり、つい立もありました。

 

前日の夜はお米を食べなかったので朝はしっかりいただきます。

かごの中には、野菜ジュース、サラダ、焼き鮭、きんぴらレンコン、納豆、漬物。

 

茶わん蒸しとお味噌汁も温かいうちにいただきます。

 

お鍋の中にも野菜がたっぷり。

朝食後にはコーヒーのサービスも。

源泉水で入れたコーヒー、ほんとにまろやか。

一杯目はその場でいただきました。

女将さんとお話しする機会があったのですが、この源泉水を飲んでいる代々のご家族は

便秘知らず、おまけに虫歯知らずとの事。

よく温泉水を飲んで便秘知らずの話は聞きますが、虫歯知らず!?

とは初めて聞きました。

もう一杯は部屋でゆっくりいただきました。

チェックアウトまでの時間に快便でしたー!

 

おわりに

私が予約をしたのは楽天トラベルからです。

ただ、記事を書いている現在(2023.10)には一人客のプランはありませんでした。

紅葉シーズンだからでしょうか。

じゃらんnetは一人客のプランは健在。

露天風呂付の客室も温泉のようですので泊まってみたいですねー。

こちらは一人客は無理なようで。

あのお湯をひとり占めしたいです。

新木鉱泉旅館の公式サイト

www.onsen-yado.net