酒が道ヅレひとり旅

旅先での愉しみは酒と食、温泉があればなお良し。

*当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

奥多摩駅近く「旅館荒澤屋」宿泊記、貸切温泉と美味しい手料理、日本酒が堪能できる宿

どっぷり梅雨の最中に、奥多摩方面へ足を延ばしてきました。

首都圏からですと日帰りもできますが、

たらふく美味しいもの食べて、たらふく美味しいお酒を飲んで

そのままバタンキューできる宿ってあるのかしら、と探してみると

あるものですねー。

しかも温泉付き!

<宿泊した年月:2023年6月>

 

 

最寄り駅からのアクセス

最寄りの駅は、JR青梅線奥多摩駅

奥多摩駅から旅館までは徒歩5分ほどです。

当日は予報通り雨が降ってきたので、駅から近いのはありがたいー。

 

氷川大橋を渡っていると、木の合間から看板が見えてきました。

 

そのまま青梅街道をまっすぐ進むと、コンビニもあります。

雨降る中だけど、寄り道してから宿に向かいました。

 

旅館の外と中には杉玉が!

赤い外壁に大きな提灯はよく目立ちます。

外観がかわいらしい。

(画像は翌朝の朝食後、散歩に出た際に撮りました。)

 

旅館の入り口は正面左側、右側には食事処「あかべこ」が併設されています。

杉玉!

 

荒澤屋旅館の総部屋数は3室、ご家族経営のこじんまりしたお宿です。

フロントにも杉玉がありました!

 

フロントの隣は、館内から食事処への出入り口になっているようです。

ここにも杉玉が!

 

チェックイン時に、夕食の場所は個室の方がいいか尋ねられました。

個室でない場合は、食事処「あかべこ」で夕食は準備されるとのこと。

宿泊客以外のお客さまも当然利用されています。

人によっては、周りの目が気になることもあるかもしれません。

 

とはいえ、私はどちらでも大丈夫ですよーと答えておりました。

 

前もって口コミ等で確認はしておりましたが、

これだけの杉玉を飾っているのなら、

日本酒をたくさん仕入れていそうです。

日本酒が飲めるなら、場所はどこでも構いませんわー。

 

宿泊した部屋

チェックイン後は、貸切温泉の場所を案内していただき、客室へ。

 

客室のある2階には、囲炉裏のある場所が出現。

本棚には民話の本が沢山並んでいます。

 

そのお隣に、宿泊する客室(紫草)がありました。

 

部屋の広さは6畳、トイレ付の和室。

 

洗面台もあり、Wi-Fiも完備されています。

 

テレビ台の下には電気ポット、金庫、お茶セット、ティッシュ箱。

 

洗面台の下にはドライヤー、浴衣、バスタオル類。

貸切温泉に行くときに使用できるバックもありました。

 

テーブルの上にはお水のペットボトル。

ドリップコーヒーがあるのはうれしい。

 

お着き菓子は「山の呼び声」でした。

以前、埼玉の旅館に宿泊した際に食べた記憶がありましたが、

青梅のお菓子だったのね。

美味しかったので、帰路時に青梅駅で購入しました。

 

服を掛けるところは折り畳み式になっています。

 

お布団は夕食から戻ってきたら敷かれていました。

 

空の冷蔵庫にビールをいれ、さっそく着替えて貸切温泉へ向かいます。

 

貸切風呂(汲み湯の温泉)

2つの貸切風呂が用意されています。

奥多摩湖底から汲み上げた幻の温泉「鶴の湯」で、

別名「美人の湯」と言われるそうです。

 

貸切風呂「壱」

まずはチェックイン後、「壱」の貸切温泉へ行きました。

 

給水機があるので水分を補給しておきます。

 

手前にある赤いのれんが「壱」で、奥の青いのれんが「弐」です。

 

ドアの前にスリッパが脱いであれば先客がいる合図。

 

洗面台があり、ここにもドライヤーがありました。

 

大人4名ほどで利用できる少し広めのお風呂。

 

シャワーは3か所、お湯は適温です。


 

窓の外の景色。

この日は雨模様でしたが、翌朝は快晴。

湯舟につかりながらボーっと山々を眺めておりました。

 

温泉分析表と貸切温泉の利用時間。

 

貸切風呂「弐」

夕食後、少し休憩してから入りに行きました。

 

「弐」の貸切温泉は2名用です。

 

少し狭いですが、こちらにも洗面台、ドライヤーがありました。

シャワーは2か所あります。

でも洗い場が狭いので、一人で使用するほうがいいかしら。

私はひとり旅なので問題なし。

湯舟にもゆったり浸かれました。

 

翌朝にも両方の貸切温泉へ。

湯は同じでしょうが、雰囲気が違うのです。

少しとろみが感じられ、気持ちの良いお湯でした。

 

食事

夕食は個室でいただきました

どうやらこの日の宿泊は私一人だったらしく、

かつ、お店の予約も入っていたとのことで

個室に夕食の準備をしていただくことになりました。

夕食場所は、当日の宿泊状況によって違いがありそうです。

 

18時半になったので、3階にある個室の部屋へ。

夕食の時間は、18時半、18時45分、19時から選べました。

 

一人には広すぎるお部屋です。

居酒屋の宴会時などにも使用されているのかもしれません。

 

最初に準備されていたお食事。

 

前菜の盛合わせに、酢の物。

これだけで1合は飲めそうです。

 

奥多摩やまめの刺身と、手作りこんにゃくの刺身。

こんにゃくは、ゆず、わさび、ひじきだそう。

酢味噌でいただきます。

お芋にはネギ味噌が添えられています。

 

この日のお品書き。

食前酒の梅酒を飲みながら、お酒のメニューを眺めます。

 

何にしようかしら~

やはり日本酒が豊富のようです!

しかもグラスでオーダーできるので、何種類も楽しめます。

興奮して画像がブレブレ。

 

酒蔵が近いこともあり、澤乃井もあります。

 

純米吟醸 蒼天、吟醸 ぎんから、純米大辛口 

まずは、澤乃井の利き酒3種セットをオーダー。

何も頼まなかったのに、一緒にお水も持ってきていただけました。

これってすごく嬉しい!

 

アルコール類は、他にはビールに酎ハイ、サワーもあります。

奥多摩やまめの炭火焼。

澤乃井にも合います。

 

里芋などの焚き物と茶わん蒸し。

シンプルな茶わん蒸しには梅干しが入っていました。

優しい味わいです。

 

コーンやズッキーニなどの季節野菜の揚げ物と

あわびたけのお鍋です。

山の幸をたっぷりいただきました。

 

次の日本酒は鍋島をオーダー。

 

食事処で食べていたら、日本酒のラベルも撮らせていただけたでしょうが

さすがに個室は離れた場所なので頼めません。

少しそれが残念でした。

 

配膳してくれるかたに、お料理運ぶのは大変ではないですか

とうかがうと、

お料理専用のエレベーターがあるので大丈夫ですよ、と。

 

雑穀米に自家製ぬか漬け。

〆のデザートはメロンとアイスでした。

 

お酒の追加オーダーがある場合は、個室部屋にある電話で依頼します。

 

日本酒もたくさん飲んでくださいね、と言われました。

飲みまーす!


と意気込んでいたものの、その後は

屋守(おくのかみ)と、作の玄乃智(げんのとも)をいただき終了しました。

かなりのボリュームで、もうお腹がいっぱいでお酒も入りませんーっ

どれも美味しい手料理でした!

 

朝食は食事処「あかべこ」でいただきました

朝食は8時か8時半で選べます。

私は8時にお願いしました。

用意されていた朝食メニューです。

こちらにご飯とお味噌汁が付きます。

 

いつも思うのですが、宿の朝ごはんって種類が豊富で

どれも朝から日本酒を飲みたくなるようなおかずばかり。

だから、白米にも合うんですがねー

 

火にかかっていたのは目玉焼きでした。

 

食事処「あかべこ」の雰囲気です。

L字型のカウンターに、テーブルが3席。

夜も居心地が良さげです。

 

宿泊した感想

首都圏から奥多摩までは日帰りもできますが

のんびり滞在するのもいいですね。

・地物を使った美味しい手料理

・種類豊富な日本酒

・貸切温泉でゆったり

 

私の唯一の心残りは、お腹がいっぱいになりすぎて

日本酒がたくさん飲めなかったこと、でしょうか…

 

と、夕食後に部屋へ戻った時に気づきました。

浴衣の帯を緩めたらまだまだ入りそうでした!

 

今回私が宿泊したのは平日です。

シーズン中は混雑しそうですが、部屋数が少ないのに

ひとり客を受け入れていただけるのは嬉しい限り。

 

今度は素泊まりにして、あかべこで飲むのを目的の旅もいいかもな。

 

 

旅館荒澤屋の公式サイト

※2023年7月20日より日帰り温泉プランが再開されたそうです。

arasawaya.co.jp

akabeko.tokyo